2017-12-05 第195回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
東日本大震災のときに、ある隊員から、自分の妻と同じ年ごろの女性が我が子を守るように覆いかぶさって亡くなっている御遺体を発見し、収容したときには、涙がとまらなかったという話や、また、二〇一一年の三月十四日ですけれども、福島第一原発の三号機が爆発し、中央特殊武器防護隊の六人の隊員が被曝し、重傷をしました。一歩間違えれば死者が出ていたわけであります。
東日本大震災のときに、ある隊員から、自分の妻と同じ年ごろの女性が我が子を守るように覆いかぶさって亡くなっている御遺体を発見し、収容したときには、涙がとまらなかったという話や、また、二〇一一年の三月十四日ですけれども、福島第一原発の三号機が爆発し、中央特殊武器防護隊の六人の隊員が被曝し、重傷をしました。一歩間違えれば死者が出ていたわけであります。
(資料提示)これはあくまでもイメージ図で、当然手のうちを見せられないということだと思うんですけれども、このCBRN対処の全体像、これはもちろん安全保障上明らかにできないというのは分かりますが、特殊武器防護隊もあれば、化学科部隊というのも全国に配置されているはずですし、NBCの訓練も、細かいことはいいんです、やっているということだと思うんですが、小野寺防衛大臣の方からちょっとそれ総括的に少し御説明いただけないでしょうか
現在、お尋ねのNBC対処の部隊でありますが、大宮駐屯地に所在する中央特殊武器防護隊、これは私も視察をしております。そのほか、全国の師団、旅団、これ十五ありますが、そこには特殊武器防護隊や化学防護隊を配備をしております。これらの部隊には、NBC偵察車、NBC警報器、個人用防護装備の整備等を行っております。自衛隊として対処体制を既に構築をしております。 また、実際に事態が発生した場合でございます。
その新編以降、中央即応集団におきましては、第一ヘリコプター団や第一空挺団などの機動運用部隊、特殊作戦群や中央特殊武器防護隊などの各種専門部隊を一元的に管理するということにより、ゲリラ、特殊部隊による攻撃などの各種の事態発生時に各地に部隊を迅速に派遣することが可能となる体制を整備いたしました。
○高橋政府参考人 我々といたしましては、平成十六年の段階におきましては、新たな脅威、例えば化学テロでございますとか、そのようなものに実効的に対処するために何が一番効率的かということでございまして、中央即応集団をつくりまして、その下に特殊作戦群でございますとか、化学戦に対応するような特殊武器防護隊を集めまして、実効的に対応するというような体制を整えたところでございます。
○土本政府参考人 委員御指摘のとおり、陸上自衛隊大宮駐屯地には、自衛隊が核・生物・化学兵器による攻撃等に対処するに当たりまして中心的な役割を担う部隊等である、化学学校と中央特殊武器防護隊が所在します。
び司令部付隊から派遣されました要員につきましては、国連やUNMISS等との連絡調整業務、また、国際活動教育隊から派遣をされました要員につきましては、大使館ですとかあるいは国際機関等の連絡調整業務、また、対特殊武器衛生隊から派遣をされました要員につきましては、これは主に隊員の健康管理等になりますが、衛生業務を行っているほか、また、第一ヘリコプター団からは、この要員は物資の調達業務、それから、中央特殊武器防護隊
これまで、中央即応集団の隷下部隊でございます司令部及び司令部付隊、第一ヘリコプター団、中央特殊武器防護隊、国際活動教育隊、中央即応連隊それから対特殊武器衛生隊、以上の要員を南スーダンの派遣施設隊に派遣してございます。
落下傘降下による機動展開をいたします第一空挺団が約二千百名、また、ゲリラ、特殊部隊によります攻撃に対処することを任務といたします専門部隊であります特殊作戦群が約三百名、また、災害派遣や国際緊急援助活動等の輸送を任務といたします第一ヘリコプター団が約七百五十名、いわゆるNBCでございます、核ですとか生物化学兵器でございますが、これが使用された場合におきます汚染地域の除染などを任務といたします中央特殊武器防護隊
政府が安全保障法制に基づいて新たな任務の付与を検討している南スーダンのPKO、これにどういう部隊が行っているかということについて、先ほどのCRFなどにも書かれているわけですけれども、中央即応集団隷下の司令部付隊、中央即応連隊、中央特殊武器防護隊あるいは国際活動教育隊といった所属部隊が派遣をされているということは間違いないでしょうか、南スーダンに。
○笠井委員 私が具体的に伺った司令部付隊とか中央即応連隊、あるいは中央特殊武器防護隊、国際活動教育隊といった所属部隊が、これは中央即応集団の所属部隊ですが、これが南スーダンPKOに派遣されているかどうか、これはどうですか。
自衛隊におきましては、核・生物・化学、いわゆるNBC兵器というものが使用された場合などに対応するため、汚染された地域における情報収集や除染を任務とする、そのための特殊な装備品を保持する特殊武器防護隊や化学防護隊を全国に配置しております。
防衛省では、核・生物・化学、いわゆるNBC兵器と言っておりますが、これに対応するために、汚染された地域における情報収集や除染などを任務として、NBC偵察車あるいは除染車、こういった特殊な装備品を保持する特殊武器防護隊や化学防護隊を全国に配置しております。
そうした上で、自衛隊の今の体制、能力について申し上げれば、陸上自衛隊におきましては、核・生物・化学、私どもはいわゆるNBC兵器と申し上げておりますけれども、こうしたものに対する攻撃等に対処できるよう、隊員が装備する化学防護衣ですとか防護マスクといった装備品を保有するほか、汚染された地域で情報収集等の活動を行うとともに汚染地域の除染を行う特殊武器防護隊など、あとは、生物剤が使用された場合に感染患者を隔離
これは、自給自足、自己完結型の自衛隊、そして災害支援の御経験、また特殊武器防護隊や衛生隊をお持ちだというようなことが背景にあると思いますが、こうしたことは国内対策を主に取り組まれてきたことでございまして、私の地元には陸上自衛隊朝霞駐屯地がございまして、自衛官の方にもよくお話を伺いますが、まさに皆様は、事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務めるという高い志を持って日々任務に励まれておりまして
現に、我が国には、陸上自衛隊に中央特殊武器防護隊というのがありますよね。これ、陸自の対NBC兵器専門の化学科部隊で百五十名で構成されていると。こうした部隊というのは、今私が指摘しましたような感染症のパンデミック対応といったようなものは任務の対象とはなっていないんですか。
○政府参考人(黒江哲郎君) 中央特殊武器防護隊に関連します御質問でございますけれども、防衛省におきましては、核、生物あるいは化学といった兵器による攻撃等に対処するために、汚染された地域で情報収集等の活動を行う、あるいは汚染地域の除染を行うという、そういう部隊といたしまして、御指摘のような特殊武器防護隊あるいは化学防護隊といったものを保持しております。
それに加えまして、その中で、平成二十二年度以降、広い範囲にわたりまして放射線探知等が可能になるNBC偵察車というものを整備を開始いたしまして、中央特殊武器防護隊を始めまして順次その化学科部隊に配備してきているという状況がございます。
次に、原子力災害派遣の調整所が置かれた陸上自衛隊郡山駐屯地を訪れ、山形、宮城、福島各県を所管する第六師団の久納師団長の出席の下、まず、中央即応集団所属の中央特殊武器防護隊の岩熊隊長から、東電福島第一原発事故に対する原子力災害派遣活動に関して概要説明を聴取いたしました。
このたびの定数減の内訳を細かく見ていきますと、中央特殊武器防護隊も削減の対象になっているわけであります。これは腑に落ちません。今回の原発事故の教訓に照らせば、むしろここは、装備、人員ともに充実強化させていくべきではないかと思うんです。 先般、大臣も立ち会われたんでしょうか。米軍のCBIRFという部隊と共同訓練などを通して、自衛隊も得るところがたくさんあったと思うんですね。
もっと本格的に、この中央特殊武器防護隊の機能を拡充するにはどうしたらいいかという考え方のもとに、こういう案が出てこないといけないのではないかなということを指摘しておきたいと思います。 とはいえ、この中央特殊武器防護隊は、決して原発防護隊ではないわけですね。やはり防衛省・自衛隊の任務は、あくまでも本来任務は国防にあるわけでありますから、原発事故対処部隊ではない。
御指摘のとおり、このたびの震災の対応にかんがみれば、原子力災害等への対応に活用し得る自衛隊の装備を充実し、中央特殊武器防護隊の化学部隊を強化していくことは重要であると我々も考えております。 そこで、平成二十三年度、実は、当該部隊には、現有装備の化学防護車それから生物偵察車の後継として、この両方の機能を有するNBC偵察車を新たに導入する予定であります。
遠隔操作カメラ、隊員が着ている迷彩服、防護服、あるいは、アメリカからCBIRFという部隊がやってきましたが、我が方の特殊武器防護隊と比して、果たして装備、人員の点で大丈夫かといろいろな議論が起こったと思います。 ぜひ、今回のことを教訓にして、これらの装備あるいは人員を充実するというふうに考えるべきだと思いますが、この点はいかがでしょうか。
福島第一原発事故の発生直後、現場には、陸上自衛隊のNBC兵器専門部隊、中央特殊武器防護隊が派遣をされたというふうに聞いております。何がどのように入ってどういう作業をしたのかということ、そして、活動した隊員について、事後のメディカルチェックの状況について、被曝線量はどうであったか、あるいは白血球数の減少は見られたか、こうしたことについてお伺いをしたいと思います。
また、モニタリングを行える隊員の数でありますが、これは主として、中央即応集団に所属する中央特殊武器防護隊、大宮にあるわけでありますが、これや、陸上自衛隊の各師団等に所属する化学部隊が実施することとなるわけでありまして、これらの部隊には合計約九百人の隊員が配置をされております。また、技術研究本部において、ガンマ線核種分析装置による分析技能を有する職員は七名おるわけであります。
加えて、この原子力への対応ということで大変な御苦労があると思うんですが、これまで防衛省は、NBCテロなどへの対応ということで、大臣直轄の中央即応集団、中央特殊武器防護隊を設置をして様々な研究や訓練をして体制の維持を図ってきたところでございますが、ただ、これはあくまでも放射能物質の汚染状況の測定であるとか傷病者の運搬等々がやはり主な仕事でございまして、原子力の止めて冷やして閉じ込めると、これを何とかしてほしいということは
○佐藤(茂)委員 私は、国民もそうなんですけれども、今、実は自衛隊の中でそういう中央特殊武器防護隊が頑張っているんだということも踏まえた上で、今回の福島第一原発の事故を見たときに、原子力災害に対応する日本の組織、部隊の強化というのは、幾らやっても批判されることはないと思うんですね。やはり、これは必要であろうという意識が非常に高まっていると思うんです。
それで、CBIRFの任務というのは、お聞きしておりますと、放射能の検知、識別、さらに被災者の捜索、搬出、そこに、医療、さらに被曝者らの除染ということが加わっているということですから、日本の自衛隊でいいますと、今、原発対応でも頑張っていただいております中央特殊武器防護隊に、もう一つは、治療、衛生機能を持つ対特殊武器衛生隊を統合したような組織なのかなと私は理解しているんですが、今、そういう全容を見きわめたということですから
先ほど御答弁申し上げましたが、中央特殊武器防護隊を含む陸自の化学科部隊は、核・生物・化学兵器が使用された場合等において、汚染地域での情報収集や人員、車両等の除染を行う部隊であります。
それから、第一〇一特殊武器防護隊というのもありますし、災害派遣については、地下鉄サリン事件のときは延べ人数で三百四名が派遣されてこの処理に当たったと。それから、JCOの臨界事故でありますが、JCOのときは延べ二百六十四名が派遣されてその処理に当たったと。それから、中国の遺棄化学兵器の処理についても、毎年数名ずつここから派遣されているということでありまして、非常に大きな役割を果たしている。
ただ、今回につきましてはこの中央即応集団の中に、今は名前を変えて特殊武器防護隊ということになりましたけれども、例えば化学兵器であれば対処能力がございますんで、場所とかにもよりますけれども、中央即応集団としても対処するということになるかと思います。